正0角形を5回にわたり考察した結果をまとめます。 正$n$角形の内角を表す式において,$n=0$ とすると,$\pi$ が求まりました。これを正0角形の内角は $\pi$ であると 述べることにします。その他についても同様です。以下を得ました。
正0角形の内角は $\pi$ である。
正0角形の周長と外接円の半径の比は $2\pi$ である 。
正0角形の面積はその外接円の面積に等しい 。
正0角形の周長はその外接円の周長に等しい 。
正0角形の内接円の半径は外接円の半径に等しい。
以上の結果は0除算や0除算算法で求めましたが,すべて0除算算法で求めることができます。これらから,円は正0角形と考えるのが妥当であるという結論を得ます[1]。
参考文献
[1] H. Okumura, S. Saitoh, T. Matsuura, Relations of 0 and $\infty$, Journal of Technology and Social Science 1(1) (2017) 70-77.