分子生物学、免疫学の研究者として,バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペッテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て,現在は分子腫瘍学研究所 (ミラノ)でご活躍の 荒川央氏が2021年6月22日に書いた記事ですが,最近のイスラエルや西側諸国の状況をみると,完全に彼の予想通りになっていますね。荒川氏恐るべしです。
彼は,「ワクチンを打って「集団免疫」を作る事が社会への貢献になる!」という考えは誤解であると以下のように解説しています。
コロナワクチン接種についてのいくつかの誤解|荒川央 (あらかわ ひろし)|note
引用開始-----------------------------------------------------------------
むしろ真逆の事が起きる可能性があります。コロナウィルスは抗体を利用して感染できるタイプのウイルスです。言い換えると、コロナウィルスに対する抗体が抗体依存性感染増強 (ADE) を起こす可能性があるという事です。ADEが起こるとワクチン接種者の体内では免疫系が暴走し、ウィルスにより感染しやすくなり、症状も重症化しやすくなります。もし集団免疫について話すなら、抗体による液性免疫よりもT細胞による細胞性免疫を議論すべきです。コロナウィルスの性質上、私にはコロナワクチンを打つ事が社会のためになるとは思えません。
私がこれまで長々と説明している事は以下の3つに要約できます。
コロナワクチンは遺伝子で作られた人体への毒である可能性が高い。 接種する人は未知のワクチンに自分の命を賭ける事になる。 科学的にも人道的にも、現段階でのコロナワクチン接種はお勧めできません。
引用終わり-------------------------------------------------